📚2021年1月6日 追記
「QRコード付き送り状」のダウンロード方法、および送付先についての情報を追記しました。詳しくは、下へスクロールして「方法3:自宅や印刷所から宅急便で送る」をご確認ください。
また、ダイレクト入庫の申し込みフォームも公開しました。詳しくは、下へスクロールして「売れ残った在庫はダイレクト入庫できます」をご確認ください。
こんにちは、技術書典のお知らせ担当 @mochikoAsTechです。
年末年始に開催する技術書典10@技術書典オンラインマーケットの宅配搬入、および「後から印刷」についてのお知らせです。今回の技術書典10でも、みんなが大好きな「紙の本」を取り扱います!
紙の本は、購入者は送料無料です!12月26日に技術書典オンラインマーケットに来て、気になる本をびしばし購入してください。
技術書典10では紙の本と電子本、どっちも販売できるの?
はい。技術書典10で可能な販売形態は、前回の技術書典9と同じく「電子版」および「電子+紙セット」です。製本書籍単体での頒布はできません。また「電子+紙セット」の販売を行う場合、電子書籍と紙の書籍は同一書籍である必要があります。電子書籍を一部抜粋版やダミーデータにしての販売はできません。
書籍は無償/有償を問わず販売可能ですが、有償での販売は最低価格500円となります。
紙の本はいつ、どこに送ればいいの?
販売する紙の本を、技術書典運営事務局の倉庫へ送る方法は3つあります。
方法1:「後から印刷」で受注生産する
「後から印刷」は、技術書典10の終了後、2021年1月7日に入稿可能な完全受注生産プランです。
たとえば技術書典10の期間中に、「紙+電子版セット」が222冊売れた場合を考えます。なんと期間終了後に印刷の手配を行えます。著者が愛でる分、お世話になった人へ渡す分も含めて230冊を発注したとしましょう。このとき印刷所から技術書典運営事務局へ直接入庫されます(とりいそぎ著者のお手元に1冊お届けします)。販売数量を差し引いた余った部数は着払いで自宅送付またはダイレクト入庫できます(予定)。
サークルの皆さんは印刷所と直接、入稿データやお金をやりとりする必要はありません。入稿データやお金を受け取る窓口は、一括で技術書典運営事務局となります。
「後から印刷」の詳しい価格表は、追って技術書典サイト等でお知らせしますが、おおよそ印刷所に頼む通常価格の10%オフ程度となる見込みです。
技術書典10 「後から印刷」の入稿/価格のお知らせにて価格表を公開しています。
何冊刷ろう?と部数を悩まなくて済むことと、期間中に在庫切れにならないのがメリットです!
「需要があるなら紙の本も出したいけど、欲しい人ほんとにいるのかな?売れ残った在庫を抱えて途方に暮れるのは嫌だ…!」と迷っていた方は、ぜひ「後から印刷」をご利用ください。(「後から印刷」は裏側では日光企画さまにご協力いただいています)
方法2:バックアップ印刷所から送る
バックアップ印刷所(日光企画・ねこのしっぽ)で、冊数を指定して発注する方法です。「後から印刷」とは異なり、バックアップ印刷所が指定した入稿〆切がそれぞれ適用されます。そのため入稿の〆切は「後から印刷」よりも早くなりますが、印刷所で用意いただいた割引率の高いプランも使えるのがメリットです。
入稿データやお金のやり取りは、ご自分が選んだバックアップ印刷所と直接行ってください。なおバックアップ印刷所から倉庫へは無料で搬入されます。
詳しくは、バックアップ印刷所の案内を参照してください。
好きなプランが選べて、倉庫へ送るための送料もかからないのがメリットです!
方法3:自宅や印刷所から宅急便で送る
お手元の既刊や、バックアップ印刷所(日光企画・ねこのしっぽ)以外の印刷所で刷った新刊を、宅急便で送る方法です。
- 宅配業者はヤマト運輸のみ受け付けます。
- その他の業者では届きません。
- 到着日は2021年1月14日(木)を指定してください。
- 時間指定は必ず午前着にしてください。
- 段ボールの側面に必ずQRコード付きの送り状を貼り付けてください。
ヤマト運輸で受付可能になるのが到着日の1週間前(1月7日)ですので、サークルごとのQRコードは2021年1月7日にサークル代表者のマイページで提供予定です。- 2021年1月7日、マイページにて「送り状ダウンロード」のボタンが表示されるようになりました
- 段ボールの個数に上限はありません。
倉庫に送る際に、事前の申請等は必要ありません。サークルごとの「QRコード付きの送り状」に、技術書典10での書籍ごとの販売数も記載されていますので、そちらを確認して同数の書籍を送付してください。もし販売数よりも多く書籍が入っていた場合は、後日着払いにて返送いたします。
また指定以外の日時に届いた場合やQRコードが貼られていなかった場合は、全ての段ボールを着払いで返送いたします。イレギュラーな対応は倉庫側の作業負担となり、購入された方への本の送付遅延へと繋がります。お願いが多くて恐縮ですが、どうぞご協力ください。
送付先となる倉庫の住所や電話番号、備考欄の書き方などは、ダウンロードした「QRコード付き送り状」に記載されていますのでそちらをご確認ください。なお「QRコード付き送り状」がAdobe Acrobat Reader DCできちんと表示できない場合は、Chromeなどのブラウザで開いてみてください。
送料はかかりますが、好きな印刷所に頼めるのがメリットです!
ちなみに開催期間中に100冊売れた場合に、自宅にある在庫50冊を宅急便で送りつつ、残りの50冊は「後から印刷」に頼む、のように、方法1,2,3を組み合わせて利用することも可能です。
紙の本の諸注意
紙の本は厚みが2.5cm以内のものに限ります。また本以外のものは販売できません。厚みが5cmの本、およびキーボードや電子機器といった本以外のものを、オンラインマーケットへ登録したり、倉庫へ送ったりされないようお願いします。
また「上下巻2冊セット」のように複数の本を組み合わせたり、「紙の本にダウンロードカードやステッカーを挟んだセット」の登録、送付もお控えください。
頒布物は全年齢向けを対象とすることや、禁止事項に違反すると退場措置となること、電子版を提出すると見本誌チェックが行われること、といったルールは、技術書典10の「サークル参加要項」や「サークル向けガイドライン」を改めてご確認下さい。
書籍と入庫数の登録方法
「技術書典10」では、マイページから書籍を登録いただく際に「入庫」の数を記入できます。入庫の数は、開催前日までなら、後からでも変更可能です。開催期間中は増やすことはできますが、減らすことはできません。たとえばすでに100冊売れた後なのに、入庫数を80にしてしまうと困るからです。
「後から印刷」で受注生産される場合は、「入庫」の数には、ご自身が「実際に売れても問題ない」と思える範囲の大きめの数字を設定しておいてください。(最終的に「買われた冊数」と、「倉庫に入庫される数」が同一数になっていれば大丈夫なので、元気よく2000冊とか5000冊と入力しておいても構いません)
また「電子+紙セット」を購入すると、紙の本の到着をまたずに電子本をダウンロードできるようになります。出展者のみなさまは、忘れずに電子本の登録作業をお願いします。
書籍登録の操作方法はこちらのブログを確認してください
売れ残った在庫はダイレクト入庫できます
技術書典で提供しているダイレクト入庫サービスを使うと、倉庫へ送付頂いた紙の本の在庫を、そのまま事業者(とらのあなさま)へ販売委託できます。(倉庫から事業者へ直送されます。その際の送料はかかりません)
技術書典オンラインマーケットで紙の本を販売出来るのは、技術書典の開催期間中のみとなります。開催終了後も紙の本を販売出来る貴重な販路として、ぜひご利用ください。
なお紙の本の在庫について、倉庫からご自宅への返送(着払い)を希望される場合はフォームによるお申込は不要です。