技術書典 Web担当 vvakame です。
今回も引き続き*1*2*3*4、かんたん後払いシステムを提供します!
前々から告知している通り、今回からサークル側に手数料を2%負担していただきます。
TL;DR
- 機能的にはだいたい前回通りです
- 後払いできます
- ダウンロード機能(β)あります
- 今回も1サークル1QRコードです
- 仕様上、ブログやSNSを使ってQRコードを拡散しないよう注意してください
- 今回からサークル側への振込手数料を2%頂戴します
- 支払い期日は前回と同じです
- 購入者はイベント翌日以降、3営業日以内にお支払ください
- サークル参加者は7営業日後を目処に売上代金を受け取れます
- 前回は回線状況は良好でしたが、電子決済が使えない場合の手段もご用意ください
- 今回もAndroid版、iOS版ともにReact Native製で @Nkzn 氏が担当しました
システム概要
主な仕様を解説します。
- 後払いの決済システムを提供します。
- 購入者は専用アプリを使ってQRコードを読み、支払いを行うことができます。
- サークル参加者は購入されたものの一覧を見ることができます。
- 上で説明されたアプリ内で確認できます。
- 頒布物支払い状況ページでも確認できます。
- 購入のキャンセルは、購入が行われてから5分以内であれば、サークル参加者側に限り可能です。
- 購入者からのキャンセル操作はできないため、サークル参加者側に依頼しキャンセルしてもらってください。
- 技術書典運営へのキャンセルについてのお問い合わせは、基本的にはサークル参加者側からのみ受け付けます。
- サークル参加者側は必ずアプリの設定を済ませた端末を持参してください!!
- 上記の仕様上、QRコードをブログやSNSなどで広い範囲にシェアするのは避けてください。トラブルが発生する懸念があります。
- 頒布物のダウンロード機能(β)を提供します。
- サークル参加者は自分の頒布物1つに対して1つ、ダウンロード用データを準備できます。
- 購入者が本システムで購入し、支払いを完了すると頒布物のデータをダウンロードできるようになります。
- 利用は必須ではありません。でも使うと便利だと思います。
- システム利用料について。
- 利用規約の
特定商取引法に基づく表記
を参照してください - 今回より、サークル各位の売上金額の2%を手数料として頂戴し、残りを振込みます。
- この2%は各社の決済システム利用のための費用の半分を運営が支援し、残り半分が出展者が負担という形になります。
- サークルオーナーが自分のサークルから買った場合、消し込みが発生するため手数料はかかりません。
- サークル参加者への金融機関振込手数料は運営負担となります。
- 依然として運営負担の手数料額がかなりの額になるので、利用量増加に伴いさらなる覚悟が必要かもしれません…。
- 利用規約の
- 購入者は購入代金をイベント翌日以降、MyPage上でPayPalまたはStripeで決済できます。
- サークル参加者は、イベント終了後7営業日後ほどで銀行口座から売上代金を受け取れるようになります。
- 毎回利用率について、大幅に伸びております。ご愛顧いただきありがとうございます。
- 仕様は今後調整する可能性があります。
技術書典7・かんたん後払い料金表
利用規約の 特定商取引法に基づく表記
より抜粋。
決済手数料 | 振込手数料 |
---|---|
無料 | 2% |
利用の前提条件
次の条件を満たしている必要があります。
- 購入者
- 技術書典Webサイトでアカウントを作成する。
- アプリ上でログインを行う。
- メールアドレス・パスワードでのログインのみです。
- SNSによるログインは利用できません(ごめんなさい)。
- アプリ上で電話番号を登録する。
- 海外の電話番号からSMSで認証用の番号が送られます。
- アプリの操作からSMSの到着まで、かなり時間にブレ(一瞬〜10分レベル)があります。
- 事前に登録を済ませ、当日会場からの挑戦は避けたほうがよいです。
- 気長に操作してください…。
- サークル参加者
- サークル情報編集画面で、技術書典かんたん後払いサービス利用規約を読み、同意する。
- サークル情報編集画面で、売上の支払いを受ける方法を登録する。
- 銀行振込のみです
- 頒布情報の登録を行う。
- 頒布情報の編集画面で決済用QRコードを得る。
- QRコードを生成・閲覧可能なのはサークルオーナーだけです。
- QRコードはサークルに対して1つ発行されます。複数回の決済に対して使い回しが可能です。
- 紙に印刷、またはスマホなどのディスプレーに表示しっぱなしでの運用を想定しています。
- 前回同様サークルべんりカードを配布しますので当日QRコードの用意がなくても大丈夫です。
ダウンロード機能(β)の提供
ダウンロード機能(β)を今回も提供します!
かんたん後払いで購入していただいた頒布物について、データのダウンロード機能をご利用可能です。
サークル参加者がやること
頒布物に対して、購入者にダウンロードさせたいデータを1つ、設定できます。
ダウンロード用データは複数回アップロードできますが、ユーザがダウンロード可能なのは最新の1つのみです。
頒布物に対してダウンロード用データの設定は必須ではありません。
でも、設定したほうが便利だと思います。
購入者がやること
まずは普通にイベントでかんたん後払いを利用します。
Webのサークル詳細ページの頒布物を見た時に DLC有
と書いてあったらダウンロード用データが設定済です。
当日までにじわじわ数が増えていくはず!
イベント終了後にダウンロード用データが設定される場合もある…かも?
イベント翌日、運営よりお支払い可能になった旨のメールが届きます。
支払いを行うとダウンロード機能が利用可能になります。
アプリの使い方
アプリの使い方はおおむね過去の説明と同じです。
Android版、iOS版とも処理のフローはほぼ一緒です。
ログイン画面
技術書典Webサイトのアカウントでログインします。
ホーム画面
わかりやすさが重視されたホーム画面です。
一般入場整理券の表示や、頒布物購入画面へのボタンが見えます。
電話番号確認
初めて購入しようとした時、代金収納の都合上、電話番号の提供をお願いします。
電話番号を入力してからSMSが届くまでに一瞬-数分レベルのタイムラグがあります。
気長にお待ち下さい。
発信元の番号はアメリカの電話番号になりますので、SMSが届かない場合は着信拒否設定などを見直してみてください。
頒布物購入
QRコードをスキャンし、内容を確認して購入するのは以前と同様です。1サークルにつき1QRコードですので、スキャンすると複数の頒布物が表示されることがあります。
QRコードスキャンのテストをしてみたい方向けに、お試し用のQRコードを用意いたしました。
アプリでこのQRコードを読み取ると、「技術季報 vol.7」と「お試しセット」の2つが表示されます。
「お試しセット」の方は0円なので「購入する」ボタンを押して動作確認にご利用ください。
実際にスキャンすると、次のような画面になります。
ここで、それぞれ購入したい個数を入力してから、「購入する」ボタンを押してください。
購入すると、サークルさんと意思疎通しやすいよう、シェアコードという名目で、動物のemojiを表示しています。
「ワニが出ました」「ワニでしたね」みたいな会話をしてください。
これを話しかけるチャンスとして、聞きたいことがあったらついでに聞いてみてください。
購入のキャンセルはサークル側からしかできないので気をつけてください。
購入したもの一覧画面
買ったもの一覧を確認することができます。
理性は一旦脇においておきましょう。
頒布したもの一覧画面
サークル参加者は頒布したもの一覧を表示できます。
世界に一石を投じたログが確認しましょう。
同様のものを公式Webの頒布物支払い状況でも確認することができます。
その他
- サークル参加者側への代金支払は、7営業日程度お時間をもらう予定です。
- 本システム以外の決済サービスを排除する意図はありません。
- 使ってみたいものを使ってみましょう。
- 会場の電波状況が安定しているとは限りません。現金での決済準備もしておくことをおすすめします。
- ちなみに過去回(技術書典5,6)は普通に使えました。
- サークル参加者側について
- 前回配布した、はがきサイズのQRコード印刷済POPスタンド(通称:サークルべんりカード)を今回も配布する計画です。
- 頒布物情報の
技術書典での頒布は初めて
チェックボックスは運営のデータ上かなり重要なので、付け忘れの無いように今一度確認お願いします。 - サークル参加者側オペレーションのTips。
- 過去の経験上、処理完了後に自分の端末で結果を確認するのは省いてもよいかもしれません。
- 購入してくれた人の端末上の処理完了画面を見せてもらうのでも十分かも。
- よりセキュアなのは自分の端末でも確認する方法なので、スループットと天秤にかけて調節してみてください。