技術書典16 イベント印刷キャンペーンのお知らせ

出展サークルのみなさん、こんにちは!技術書典の主宰 @mhidakaです。

技術書典16の準備に大忙しだと思いますが今回は試験的なキャンペーンをお知らせします。運営事務局としても意欲的な取り組みですので反応によって次回以降の内容を変更したいと考えています!休憩のタイミングで読んでください。出展者向けの案内ですが、参加者の方が読んでも面白いんじゃないかなと思います。

キャンペーン申し込みフォームは本記事の最下部にあります。複雑なところがあるので、よく読んでお得に利用してください。

お得なキャンペーン「前から印刷」ご紹介

イベント印刷の概要1

技術書典ではこれまで「後から印刷」という受注生産を実施してきました。今回、新しく「前から印刷」を実施します。ややこしくなるので省略してしまうのですが「後から印刷」の概要はこちらのブログ記事を読んでみてください。

「前から印刷」は出展者が申し込むことで印刷費から最大20%のキャッシュバックを受け取れるキャンペーンです。主に次の特徴があります。

  • 印刷部数の決定ストレスやコスト負担といった不確定要素を減らせる
  • 印刷所と提携することで「後から印刷」ではできなかった特殊仕様にも対応
  • 在庫が不足したときは入庫数を指示するだけ!スムーズに増刷可能

イベント印刷の概要2

キャンペーンで特徴的なポイントは2つあります。ひとつは印刷所の割引システムと合わせて利用できる点です。早割で入稿した人も「前から印刷」に申し込むことでさらにお得に本を印刷いただけます。さらに在庫の不安を解決するため技術書典の既存キャンペーン「後から印刷」を内包することにしました。
このような構成にした理由は、サークルのみなさんは新刊の在庫リスクを最小化してお得に作れること、ファンの皆さんは在庫切れの心配なく沢山買っていただけるのでは、と考えての取り組みです。

イベント印刷の概要3

📚 キャッシュバック対象と仕組みについて

キャッシュバック対象

技術書典にむけて印刷費用をサポートすることを目的に、オフライン会場(リアル会場)へ直接搬入いただいた書籍の印刷費を最大20%、増刷する場合の印刷費を最大50%を出展者へ還元します。ただし技術書典では「前から印刷」ご利用に次のような条件を設けています。

  • オペレーション構築が難しいため今回の対象は日光企画さんのみ
  • ファン全員に届くようにオンラインマーケットでの「電子+紙」の販売が必須
  • 技術書典の「かんたん後払い」など公式決済システムでの会計が対象

技術書典はWebサイトのアカウント保有者が5万人を超えており、オフライン会場の盛り上がりに加えてオンラインマーケットの存在感が日に日に大きくなっています。全国各地にファンがいることから負担を低減しつつ、全員にリーチできるようにと考えて条件を設定しました。

技術書典16では、前から印刷が利用料金の20%を返金するキャッシュバックキャンペーンを実施して、後から印刷の利用料金の50%を返金するキャッシュバックキャンペーンと両方が受けられるわけですが、かなりややこしいので例を挙げます。

まず前提として、技術書典で書籍を販売する場所は「オンラインマーケット」と「オフライン会場」があります。
そのうち、オフライン会場で「かんたん後払い」を使って紙の書籍を販売する場合、2つの選択肢があります。

  • 「会場(電子+紙)」:会場にある書籍を販売する場合。購入者はその場で紙の書籍を入手できる
  • 「会場(電子+受注生産)」:会場にはまだない書籍を販売する場合。購入者は後日おうちに届いた紙の書籍を受け取る

そして、キャッシュバックキャンペーンの対象は、還元率別に以下の2つのパターンに分けられます。

  • 前から印刷20%の対象:オフライン会場で「かんたん後払い」を使って販売した「会場(電子+紙)」
  • 後から印刷50%の対象:オンラインマーケットで販売した「電子+紙」、およびオフライン会場で「かんたん後払い」を使って販売した「会場(電子+受注生産)」

これらの実績冊数に応じて返金する金額が変動します。

たとえば「オンライン+オフライン出展」のサークルが、印刷所に入稿し、100冊を刷ったケースを考えましょう。
オフライン会場で「かんたん後払い」を使って「会場(電子+紙)」を50冊を販売したとき、在庫は50冊です。その後、会期中にオンラインマーケットで「電子+紙」の書籍を70冊販売したとします。
このとき20冊の増刷が必要です。

前から印刷のキャッシュバックは印刷した100冊に対して販売した50冊分、つまり印刷費の総額の50%に対して還元率20%ですので印刷費をベースに考えると10%です。
後から印刷のキャッシュバックは増刷した20冊分に対して販売した20冊分、つまり印刷費の総額の100%に対して還元率50%ですので印刷費をベースに考えると50%です。
この2つを合算した金額が最終的な返金総額です。

コストを掛けてたくさんの在庫を用意する選択肢もありますが、前から印刷は会場で完売した場合に最大効率になるように設計されています(出展なれしていなくても機会損失を最小化する)。

前から印刷のワークフロー

前から印刷は、印刷所に直接入稿し、お支払い頂いたあとに申し込んでいただけます。バックアップ印刷所のひとつ日光企画さんにご協力いただき、増刷までワンストップで実施します。
ワークフローでは出展者の作業、印刷所、運営事務局の連携例を記載しました。連携するためには個人情報等を共有しなければなりませんので申込時に共有に同意いただく必要があります。

Q.この発表が行なわれるより前に日光企画に入稿済みでしたが、「前から印刷」の対象になりますか?

A.はい、対象になります。

Q.増刷するしないの判断はどこで、だれがやるのですが?

A.イベント期間終了後、オンラインマーケットの販売数(会場での受注生産を含む)をご連絡します。ご自宅の在庫と相談して入庫数および追加発注数を出展者がご指示ください。技術書典運営事務局は、出展者の指示に基づいて印刷所と連携し、増刷します。

Q.増刷せずに不足分をキャンセルすることはできますか?

A.技術書典では販売済みのものをキャンセルすることはできません。売上の入金やキャッシュバック還元までの間に増刷の追加支払いが発生する場合があるので、お財布に注意してください。

Q.支払いはいつどこで発生しますか?

A.「前から印刷」の場合、最大2回発生します。1回目が印刷所への直接支払い、2回目が増刷時に技術書典への支払いです。増刷がない場合(在庫でなんとかなった場合)は2回目の支払いは発生しません。

Q.キャッシュバックを受け取れるのはいつですか?

A.2024年7月6日(土)より5営業日以内です。「前から印刷」では増刷があるかもしれないので、キャッシュバックタイミングは遅くなります。

Q.「前から印刷」のキャッシュバックは20%ですか?

A.会場で販売した「会場(電子+紙)」は印刷費の20%を、増刷の対象となったオンラインマーケットの「電子+紙」と会場で販売した「会場(電子+受注生産)」は印刷費の50%を返金します。

Q.すでに他の印刷会社でオフライン会場向けの印刷を頼んでしまいました。増刷分だけ日光企画に頼もうと思いますが、「前から印刷」を使っていなくても「後から印刷」だけキャッシュバックキャンペーンの対象になりますか?

A.はい、「後から印刷」だけ利用することも可能です。「後から印刷」の受付は2024年6月10日(月)1日だけ開設します。出展者にはメールであらかじめ告知します。

お申し込みフォーム

申し込みフォームを開設しました。記載内容等をあらかじめご確認ください。

技術書典16まであと少しですね!お祭りを楽しんでいきましょう!

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