📚2021年1月6日 追記
技術書典「後から印刷」入稿フォームを公開しました!
- 技術書典「後から印刷」入稿フォーム(入稿〆切は2021年1月7日 23:59です)
こんにちは、技術書典主宰の @mhidakaです。
年末年始をまたいで開催中の技術書典10@技術書典オンラインマーケットにおける、「後から印刷」についてのお知らせです。
「後から印刷」の仕様
技術書典10の「後から印刷」は、イベント終了後の2021年1月7日に入稿可能な完全受注生産プランです。技術書典 運営事務局が取り扱います。
たとえば技術書典10の期間中に、「紙+電子版セット」が222冊売れた場合を考えます。なんと期間終了後に印刷の手配を行えます。著者が愛でる分、お世話になった人へ渡す分も含めて230冊を発注したとしましょう。このとき印刷所から技術書典運営事務局へ直接入庫されます(とりいそぎ著者のお手元に1冊お届けします)。販売数量を差し引いた余った部数は着払いで自宅送付またはダイレクト入庫できます(予定)。
サークルの皆さんは印刷所と直接、入稿データやお金をやりとりする必要はありません。入稿データやお金を受け取る窓口は、一括で技術書典運営事務局となります。
「後から印刷」は初めて印刷をする&少部数の出展者さんをメインターゲットとしていること、および初めての取り組みなのでミスを防ぐために決め打ちの仕様があります。
- 対応サイズはA5およびB5の2種類です
- 平綴じのみ対応(最小ページ数は表紙込み28P~)
- 表紙は4色フルカラー(PPクリア加工)、本文はスミ刷り(モノクロ)です
- 用紙は表紙NPホワイト200kg、本文上質紙90kgです
- 印刷方式:A5はオンデマンド、B5は100冊未満オンデマンド、100冊以上オフセットです
「後から印刷」の流れ
ご利用にあたって入稿当日のお振込をお願いしています。印刷・配送までのリードタイムも短いこともあり、事前に次のワークフローをご確認ください。
入稿窓口
1月6日に、こちらのページおよび出展者へメールにて入稿フォームをご連絡します。締め切りは1月7日23:59です。
- 技術書典「後から印刷」入稿フォーム(入稿〆切は2021年1月7日 23:59です)
※技術書典オンラインマーケットでは、紙の書籍を出展者に変わって発送します。イベント期間終了後の印刷した在庫は「ダイレクト入庫」で直送できます。
印刷した書籍をそのままコミックとらのあなに委託できる「ダイレクト入庫」の申し込みフォームも開設しています。あわせてご検討ください。
価格表
価格表に記載の金額は全て税込みです。
よくある質問
出展者向けのよくある質問を掲載しています。
支払いはどうしたらいいですか?
価格表をご確認の上、銀行振込にて指定口座へお振込みください(売上金額から充当する方式は今後の検討材料です)。
入稿に不備があった場合どうなりますか?
提携印刷所の日光企画より直接修正依頼があります。修正後、入稿フォームより再度アップロードしてください。問題がなければご連絡いたしませんが万一に備えて連絡先となる電話は必ず受け取れるようにしてください。
表紙はどのようにつくればいいですか?
次のテンプレートをご利用ください。本文用紙の厚みは上質紙90kgですので0.063mmです。たとえば表紙込み52pの場合、3.28mmで背表紙を作成ください。
表紙は、左右どちらが表となりますか?
横書きの技術書は左開きをおすすめしています。縦書きの場合、右開きとなり、それぞれ次のようにテンプレートの使い方が異なります
- 左開きの書籍の場合、テンプレートに向かって「右側」が表です「左側」は裏です
- 右開きの書籍の場合、テンプレートに向かって「右側」が表です「左側」は裏です
紙の本はいつ、どこに送ればいいの?
「後から印刷」で印刷した書籍は印刷所から直接、技術書典運営事務局の倉庫へ送られます。手続きは不要です。
部数の指定は何冊単位ですか?
100冊までは10冊単位での受注となっています。100冊を超えると単位が150冊、200冊、300冊と変動幅が大きくなるため、販売して残った書籍はダイレクト入庫も一緒にご検討ください。
奥付の表記はどうすればいいですか?
奥付に印刷元を表記する場合、「技術書典10」としてください。
ページ数が足りないときはどうなりますか?
価格表にないページ数となった場合、たとえば表紙込み30pである場合、32pで印刷されます(後ろに白ページが2p差し込まれます)。
売れ残った在庫はダイレクト入庫できますか?
はい。技術書典で提供しているダイレクト入庫サービスを使うと倉庫へ送付頂いた紙の本の在庫を、そのまま事業者へ販売委託できます。
技術書典オンラインマーケットで紙の本を販売出来るのは、技術書典の開催期間中のみとなります。開催終了後も紙の本を販売出来る貴重な販路として、ぜひご利用ください。ダイレクト入庫について詳しくは、追ってこちらのブログでご案内予定です。
紙の本の厚みは制限がありますか?
技術書典では発送の都合、紙の本は厚みが2.5cm以内のものとしています。このページ数を超える印刷はできないように価格表を設定しているので入稿では大丈夫だとは思いますが、
B5サイズで128p、A5サイズで160pを超える場合は別途お問い合わせ窓口までご相談ください。
紙や印刷方式のカスタマイズはできますか?
「後から印刷」では仕様表記以外の対応はしていません。バックアップ印刷所では「後から印刷」と同じく1月7日での受注が可能です。ぜひ日光企画、ねこのしっぽを使って自分だけの技術書を印刷してみてください。
書籍と入庫数の登録方法
「技術書典10」では、マイページから書籍を登録いただく際に「入庫」の数を記入できます。入庫の数は、開催前日までなら、後からでも変更可能です。開催期間中は増やすことはできますが、減らすことはできません。たとえばすでに100冊売れた後なのに、入庫数を80にしてしまうと困るからです。
「後から印刷」で受注生産される場合は、「入庫」の数には、ご自身が「実際に売れても問題ない」と思える範囲の大きめの数字を設定しておいてください。(最終的に「買われた冊数」と、「倉庫に入庫される数」が同一数になっていれば大丈夫なので、元気よく2000冊とか5000冊と入力しておいても構いません)
また「電子+紙セット」を購入すると、紙の本の到着をまたずに電子本をダウンロードできるようになります。出展者のみなさまは、忘れずに電子本の登録作業をお願いします。
書籍登録の操作方法はこちらのブログを確認してください