技術書典8 サークル募集開始のお知らせ

こんにちは、主催の@mhidakaです!
本日、技術書典8のウェブサイトを公開しました!

サークル応募も本日から11月30日いっぱいまで行いますのでドシドシ応募してください!もろもろ新しくなったところがあるのでギリギリまで調整していました。このブログでは変更点を中心に紹介していきますね。

変更点注意点

今回の技術書典8は、2日間開催など変更がたくさんあります。本ブログで大事な部分をみて、詳細は参加要項とガイドでチェックしていきましょう!

申込方法について

申込区分のパトロンを廃止し、一般区分で統一しました。
20,000円で募集していたパトロンは回を重ねるごと割合が低下し、前回で10%を下回ったため見直しがはいりました。
あわせて一般区分は7,480円(税込み)へ変更しました。消費税率の増加・パトロン廃止を考慮して価格調整を実施しました。

開催日程について

今回は1フロア2日間開催です。スペースの都合などもありますが2日間での開催で混雑の緩和、過ごしやすい環境作りに引き続き挑戦します。
これに伴い、サークル応募時の選択肢に どちらか片日1日目(土)2日目(日)両日 があります。

運営事務局は どちらか片日 を推奨しています。また参加希望日程については11月いっぱいであれば変更が可能です。とりあえず申し込んでもOK…!となっています。

「1日目」または「2日目」は参加可能な日付が限られている人向けの希望日程です。
「1日目」で申込をした人が「2日目」に配置されることはありません。「1日目」の当選か落選です。逆もまた同様です。

「両方を希望」で申込をした場合、片方のみ当選することはありません(両日当選か落選かの2択です)。
また両日程で参加する場合も、配置場所は日によって異なり、同じ場所になる確率は配置の仕様上ものすごく低いです。

1日目が有利、2日目が不利ということはありません。というか有利不利を見るには情報が少なすぎるので憶測でお話することは本意ではありません。
もっとも明確にわかることは悪天候に弱いということです。両日とも満員御礼となるよう、雨雲避けの念を集中させておいてください。

運用の変更について

このたび、技術書典の運営会社がテックベース合同会社に変更になりました。
活動の主体となる主催は引き続き、技術書典運営事務局(mhidakaやvvakame、mochikoAsTechなどこのブログで良く登場する人を含む、いわゆる有志、ボランティアのひとびと)です。

テックベース合同会社はTechBooster・達人出版会の技術書典(イベント事業)の法人化です。
規模が大きくなって個人(@mhidaka代表者)での実施が難しくなってきたことから法人化するに至りました。

みなさん興味がありそうな、法人化って儲かってたりしますか?というお財布の話をしておくと現状は技術書典の運営費を元手に人が生活できる状況ではありません。
技術書典のキャッシュフローは開催までのあいだに1500万ぐらい支払いが先行し(収入のまえに現金が出ていきます)、イベント終了後に協賛金や当日の売上金が入って収支が均衡する状況です。これまでの支払いは一旦@mhidakaの財布が受け止めていました!拡大が続いているのでそろそろ法人化して基盤を整える必要性があると判断しました。

警備・アルバイトなど人件費が安全管理上必要であること、ユーザーサポートもイベント前は30件程度/日程度、問い合わせがあり1件10分としても5時間かかるなど
の現状を良くしていくと共に満足度をあげていく活動にシフトしていきます。幸いこれまでは多くの協賛費をいただいており、収支がぎりぎり合うという状況です。

法人化は資金を獲得し、ちゃんとお金や工数をかけて更に良くしていきたいという気持ちの現われだと思って応援してください。企業協賛も引き続き募集しています!
いろいろ気にしてるひとがいそうなので書きましたが、出展者のみなさんは遠慮なく楽しんでもらいたいので今後とも変わらぬご声援をいただけますと幸いです。よろしくね!

技術書典の参加要項・システム変更について

詳細はサークル参加要項とガイドを参照してください。

印刷用サークルカットの廃止

Webカタログの強化やアプリ開発へ今後はシフトし、紙面での対応を縮小する予定です。
改善案をたくさん温めているので、限られた工数の中での輝きを見届けてください。
なおサークル名称やサークルマップの掲載は継続しますし、Webサイト掲載のサークルカットは引き続き利用できます。こちらを活用ください。

サークル頒布物のWebサイトへの登録必須強化

規模拡大に伴った改善の一貫です。今までも見本誌の事前提出があったので頒布物の登録は原則行っていただいてました。
一部の既刊、商業図書はスキップしていたひともいたかとおもいます。今回よりサークルの頒布物登録を全ての配布物に対して必須に変更します。
頒布物登録がない場合、会場で頒布できなくなります。
電子的に処理しているアドバンテージを活かし、登録期限などの制約は可能な限り緩和していくよう努めます。

この変更によりWebカタログでの発見容易性や運営事務局による見本誌確認(イベントの裏側で担当者がずっと確認を続けていたりしましたが自動化していきます)の効率化を狙っています。
見本誌確認の運用は変更ありません。

タグの利用範囲拡大

これまでサークルで記入したタグは配置で活用していました。今後は検索・絞り込みなど利用範囲の拡大を計画しています。
また、入力いただいたタグは精度向上を目的に変更することがあります。
これは正規化のための編集や付与を想定しています。
一例として、 JSXJSX(React)JSX(Adobe) に分割、編集するなどの対応を行う可能性があります。

出展スペース内への立ち入りについて

今回、安全管理強化のため出展スペースへの立ち入りルールを試験的に変更します。
運営事務局指定の「出展者通行証の入ったネックストラップ」の着用を義務化し、ストラップなしの参加者がブース内にいることはできません(退去をお願いするか交代してもらうなど、なんらかの対処を行います)。
主にスリや置き引きなどの犯罪予防が目的です。幸いこれまで被害はでていませんが警備を増員し、警戒に努めます。

出展者通行証の追加は前回同様、申請フォームから追加発行の申請を受け付ける予定です。

開催概要

技術書典8の実施要項は次のとおりです。
みなさまの出展申込みをお待ちしています!

  • 日時 2020年2月29日(土) 11:00〜17:00 & 3月1日(日) 11:00〜17:00
  • 場所 池袋サンシャインシティ 展示ホールD (文化会館ビル2F)
  • 運営 技術書典運営事務局 / テックベース合同会社
  • 一般参加費は入場券の前売りを検討中です。詳細は後日案内いたします

技術書典8 サークル参加の流れ

技術書典のサークル参加は次のような流れで進んでいきます。

今回は①~④について詳しく説明していきます!

スケジュール

①ユーザー登録

先ずは技術書典の公式サイトから、利用規約とプライバシーポリシーを確認した上でユーザー登録を行いましょう。

②参加要項とガイドラインを熟読

サークル参加申込の期間(2019年11月中)であれば初日に申し込んでも〆切ギリギリに申し込んでも、サークル参加の当落には全く影響しません。まずはサークル参加要項とガイドをじっくり読みましょう。たとえば未入金による落選は次回以降の参加でペナルティになる、など重要なことがたくさん書いてあります。

また技術書典の主宰(@mhidaka)による技術書典6のアンケート分析や、技術季報 vol.6なども、今までの技術書典の様子を把握するための役に立つはずです!

③サークル参加申し込み(~11/30 23:59)

ではいよいよサークル参加の申し込みをしましょう。

サークル名、公開用ペンネーム、持ち込み部数などは後から変更ができません。特にサークル名はしっかり考えてから申し込みましょう。
また、参加希望日程については11月いっぱいであれば変更が可能です。

技術書典ではサークル参加者のうち3~4割が初参加ということもあり、初めての申込フォームを前に「ここには何を書けばいいんだろう?」と戸惑ってしまう方も少なくないと思います。サークル参加申込時の注意点をいくつかお伝えします。

注意点1: 持ち込み部数は重要な数字

入力項目にある「持ち込み部数」には当日持ち込む本の総冊数をできるだけ正確にご記入ください。

紙の本は容積を持っているため、たくさん持ち込むとどうしても専有する空間が増えてしまいます。参加サークルさんがなるべく快適かつ安全に過ごせるよう設計するため、この「持ち込み部数」はとても重要な指標となります。

例えば既刊の「はじめてのGo言語」を100冊、新刊の「究極!TypeScript」を200冊持ち込む場合、「持ち込み部数」には総冊数となる300を記入してください。

持ち込み部数はできるだけ正確に記入しよう

参加申込時点での部数の見積もりが中々難しいことは我々も承知しています。できる限りで構いませんので、生み出す本のジャンルや他サークルさんの情報も参考に「この部数を持ち込むつもりです」という値を見積もって記入いただけますと助かります。ご協力をよろしくお願いいたします。

注意点2: タグはしっかり記入しよう

入力項目の「タグ」はサークル半自動配置の用途で利用します。一般参加者向けに情報を公開する時にタグも公開するかは現在検討中です。タグにはたとえば「Web, TypeScript, Go, M5Stack, 失敗談」のようにサークルや頒布物を表す単語を1~5つ入力してください。

タグは、「タグが被ったサークルとご近所さんになりやすい」「珍しいタグが被るとかなりご近所さんになりやすい」という感じで効果を発揮しますので、できるだけしっかり考えて書いてください。

タグはしっかり考えて1~5つ入力しよう!

タグがきちんと入力されていなかった場合、全然違うジャンルの島に配置されて独りきりの未来が待っているかもしれません。またタグを入力する際は、不要なカンマが入ってしまったり、全部ひとつながりになってしまわないようご注意ください。

不要なカンマが入っていませんか?

タグが全部ひとつながりになっていませんか?

「タグ」は後から追加・修正もできますので「入れ忘れた!」「申し込み後に新刊の内容が決まった!」というときはマイページから追加・修正してください。
できれば申込〆切(11月30日 23:59)までに

注意点3: 託児サービスの用意を検討中

技術書典7で一定の需要があることが認められたため、技術書典8でも小さなお子さんをお持ちの保護者の方も気兼ねなくサークル出展を楽しめるよう、会場にて託児サービスの用意を検討しています。

現時点ではまだ「検討中」ですので正式な募集はまた決まり次第行いますが、「もし託児が可能なら利用したい!」という方は、サークル参加申し込みの際にぜひ備考欄にてお子さまの年齢、人数をお知らせください。制度設計の参考にさせていただきます。

注意点4: 技術書典かんたん後払い 支払い方法を登録…しよう!?

技術書典ではQRコードを読み込んで本を購入し、後でまとめて支払う「かんたん後払い」という技術書典独自のシステムがあります。
今回も提供予定ですが、システム改修を予定しているため、支払情報の登録開始にはしばらくお時間をいただく予定です。

今回も前回に引き続き、売上金額の振込時に所定の振込手数料2%をいただきます。
各社の決済システム利用のための費用の半分を運営が支援し、残り半分が出展者が負担という形になります。

後日、口座情報が登録できるようになったらお知らせしますので、「かんたん後払い」に対応したいサークルの皆さまは売上金を振り込む口座情報を登録してください。

技術書典8の当日、サークルで「かんたん後払い」を利用するには口座情報の入力が必須となります。

技術書典3からはじまった「かんたん後払い」も今回で6回目となります。ぜひご利用ください。

④当落通知(12/15)

申込サークルが多数の場合、サークル参加の当落は12/15(日)にマイページにて発表されます。

このとき落選であれば当落状況:落選、そうでなければ当落状況:入金待ちと表示されます。入金待ちと表示されていた場合は「⑤参加費用を支払う」に記載のとおり、12月22日(日)までに速やかに参加費をご入金ください。参加費の入金が確認でき次第、当落状況:当選となります。

会場に配置可能な数のサークルだけが入金待ちになるため、もし当落状況:入金待ちから未入金により落選となってしまった場合は次回以降の参加にペナルティがあります。

もし未入金による落選が発生した場合でも、時期的に難しいため落選サークルさんの繰り上げ処理は実施しません。つまり「未入金による落選」は、その枠で参加できたかもしれない別のサークルさんが落選してしまったことを意味します。

申し込みに際して勢いは大事ですが、「当選したら絶対に参加するぞ!」という意志を固めてから申し込むようにしましょう。

Twitterの技術書典公式アカウントもフォローしておこう

申し込みが完了したら、今後の提出物〆切や重要な告知などを見落とさないよう、技術書典公式Twitterアカウントをフォローしておくことをオススメします!

初参加のサークル向けに勉強会も開催!

技術書典では「やってみたい気持ちはあるけど、初めてだからあれこれわからなくて不安・・・」という初参加サークル向けに、本の書き方や当日までどんなスケジュールで何を準備すればいいのかを教える勉強会を開催しています。参加に際しての疑問があれば運営スタッフに直接質問もできます。

今回も2019年11月中に開催予定です。詳細が決まりましたらアナウンスしますのでconnpassの技術書典コミュニティのメンバーになっておいてください。勉強会の日程が決まり次第、告知が届きます。

技術書典のスポンサーを募集する予定です

今回も、スポンサーという形で応援くださる協賛企業を募集する予定です。
詳細については現在検討を進めている最中ですので、いましばらくお待ち下さい。

誰もが安心して楽しめる技術書典であるために

「技術書典」は新しい技術に出会えるお祭りです。技術書を中心として出展者はノウハウを詰め込み、来場者はこの場にしかないおもしろい技術書をさがし求める、そんな技術に関わる人のための場として我々は技術書典を開催しています。

回を重ねるごとに規模が大きくなる技術書典において、誰もが安心して新しい技術との出会いを楽しめるよう、次のとおり行動規範とアンチハラスメントポリシーが定められています。

この行動規範及びアンチハラスメントポリシーはサークル参加者、一般参加者、スポンサー、スタッフも含めた、技術書典のすべての参加者に適用されます。

みなさんのご協力が、これからの技術書典をより良いものにしていきます。文化や考え方、習慣は個々人で異なることを前提とした上で、「技術書典がどんな気持ちで何を大切にしているか」をご理解いただき、これらを技術書典に参加される際の判断や行動のよりどころとしていただければと思います。

規約、ポリシーを見やすく一箇所に集めています。契約そのものの確認、ポリシーや参加者相互の理解に役立つよう、簡単な説明もあります。

皆さんのご参加を心よりお待ちしております!

「技術書典」は技術のお祭りです。ハードウェア、ソフトウェア、開発環境、コンピュータサイエンスからその他科学・工学全般、開発ノウハウや体験談に至るまで、ITや機械工作とその周辺領域などあらゆる技術書を対象としています。皆様の面白いと思うアレやコレやをぜひ、本という形で練り上げて披露しに来ていただきたいと思っています。

技術書典では出展者のうち3~4割が初参加のサークルさんです。はじめての方でも、ぜひ技術書典8にお申込みください。我々は新刊が大好きなので、初参加のサークルさんも大好きです!

本を生み出すため、少しの勇気をもってサークル参加し、そして締切に背中を押してもらってください。

皆さんのサークル参加申し込みを心よりお待ちしております!

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